初めての転職エージェント利用時、私も
実際、複数利用ってどうなん?
と素朴な疑問を感じました。
この記事では、転職成功者のおいもが
転職エージェントの複数利用について、
以下の疑問にお答えします。
- なぜ複数利用をした方が良いの?
- 複数利用して困ることはないの?
- どれから選べばいいの?
- 掛け持ちは正直に言うべきなの?
- 紹介が被ったらどうするの?
- いつ、どうやって断ればいいの?
結論を言いますと、
転職エージェントの併用は、
良い案件/担当との出会いに繋がります
掛け持ちは、駆け引きにも使えます
転職エージェントの組み合わせは
基本となる考え方を押さえれば、
誰でも上手くアレンジできます。
転職成功には、掛け持ちが必須です。
選ぶ際の参考にしてみてください!
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エージェントを併用すべき理由
転職エージェントは併用がおすすめです。
実体験から言うと、理由は次の4点です。
- 優良非公開求人の数が増える
- 良い担当に出会う確率が上がる
- 転職を考える視野が広がる
- エージェントと駆け引きができる
理由は、以下で詳しく解説していきます。
優良非公開求人の数が増える
転職エージェントを併用すべき理由は、
各社得意な求人を幅広く活用出来るからです。
エージェントで得意分野や求人数は違います。
エージェント例 | 得意分野/求人 |
---|---|
リクルートエージェント | 25,000件の求人数 |
マーズキャリア | 営業職に特化した求人 |
併用で、各社特有の優良案件を
取りこぼさずに検討できます
良い担当に出会う確率が上がる
転職エージェントを併用すべき理由は、
優秀な担当に出会う可能性が上がるからです。
転職成功のカギは、優秀な転職エージェント。
担当により力量/企業とのコネ/相性は違います。
悪い担当 | 良い担当 | |
---|---|---|
サポート力 | 話を聞かない マニュアル型 | 話をよく聞く 適宜柔軟型 |
企業とのコネ | 独自案件無し 交渉不可 | 独自案件あり 交渉可能 |
進め方 (相性) | 担当主体 イマイチ | 転職者主体 心地よい |
担当者の質は、転職活動の全てに影響します。
- 転職者の長所/相性把握
- 書類/面接の演出の仕方
- 優良非公開求人の紹介
- 企業とのマッチング営業
- 内定後の条件交渉
複数エージェントを併用することで、
優秀な担当に出会う機会を増やせます。
併用で、優秀な担当者に出会うための
確率と運を上げましょう
転職を考える視野が広がる
転職エージェントを掛け持ちすべき理由は、
多様な転職のパターンを知ることで、
私達のキャリアの視野が広がるからです。
転職者にとって転職活動は未知の専門領域です。
一方エージェントは経験豊富なプロです。
- 経験が生かせる業界/業種
- 働き方の相性の善し悪し
- 転職条件の優先順位のつけ方
- 転職の成功事例
エージェント毎に上記提案は変わります。
つまり、
転職エージェントを比較するほど
私達のキャリアプランは広がります
エージェントと駆け引きできる
転職エージェントを併用すべき理由は、
複数の担当を比較競争させることで、
より好条件で転職できるからです。
- 担当の怠慢防止
- 企業への交渉促進
- 非公開求人の紹介推奨
- 謙虚で丁寧な転職者対応
良い転職のため、比較検討しています
の一言で、転職エージェントの緊迫感が走り、
担当面談の質は上がります。
対営業マンの対応原則は、
独占ではなく比較競争状態に置き
私達から案件交渉をすることです
複数利用の注意点
エージェントの併用には注意点があります。
多くのエージェントに依頼しすぎないことです。
5社以上依頼すると、面倒なことになります。
- スケジュールが調整しきれない
- 意見が錯綜して、訳わからない
本来転職エージェントは、便利なものです。
難解で手間な転職を、プロが整理してくれます。
相談する人が多すぎると(5社以上)
時間削減/整理が出来ません
失敗しない会社/担当の選び方
併用するエージェントの選び方としては、
人としての相性は転職者毎に違いますが、
組合せは一般的な正解があります。
総合型エージェントと特化型エージェントを、
2社ずつバランスよく、組合せることです。
総合型のメリット | 総合型のデメリット |
---|---|
業界/職種を横断比較 | 業界の知見が浅い |
案件数が多い | 選定時間がかかる |
未経験転職に強い | 担当の実力のバラつき有 |
特化型のメリット | 特化型のデメリット |
---|---|
専門性が高い | 横断比較ができない |
話が早い | 案件数が少ない |
担当のレベルが高い | 未経験者に弱い |
両社の特色を生かしましょう。
業界や職種の希望がある人は、
特化型の割合を3社に増やすのもおすすめです。
営業担当はハズレを避けることが重要です。
詳細は以下の記事で解説しております。
▼あわせて読みたい記事▼
【使ってみた本音レビュー】元営業が解説!ひどい転職エージェント担当の共通点9選
エージェントの特徴とおすすめ
転職エージェントを、簡単にご紹介します。
個人的には、以下4社がおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント (総合型/年齢制限なし) | 非公開求人数最多 |
転職エージェントナビ (総合型/30才まで) | 複数担当変更可 |
MARSCAREER (特化型/29才まで) | ハイクラス/営業 |
リモフル (特化型/年齢制限なし) | リモート前提 |
意外と選ぶのは楽しいです。
オリジナルの組み合わせを見つけましょう。
総合型転職エージェント簡易まとめ
総合型エージェントは、安心の大手会社から
特色がある会社まであります。
総合型エージェント | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント (年齢制限なし) | 非公開求人最多 実績豊富な最大手 転職サポートが充実 |
typeの人材紹介 (年齢制限なし) | 全般的サポート 非公開求人多い 関東エリアに強い |
転職エージェントナビ (29才まで) | 担当変更が無制限 営業と会社の分離 オンラインで完結 |
キミナラ (29才まで) | 担当変更が無制限 担当マッチング重視 親身な相談 |
UZUZ(ウズウズ) (29才まで) | 時間をかけた相談 営業が転職経験者 ブラック企業の排除 |
キャリエモン (30才まで) | 匿名・無制限で相談 書類添削のみ可 面接相談のみ可 |
求人数であれば、リクルートエージェントは
相談しておいて損はありません。
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特化型エージェント簡易まとめ
特化型エージェントの特化ジャンルは、
職種/業界/働き方と様々です。
職種特化型エージェント | 特徴 |
---|---|
マーズキャリア (営業/29才まで) | 担当がプロの営業 条件と相性で紹介 最大5回の面接対策 |
コンサル転職なら MyVision (コンサル/39才まで) | 独自求人多数 実績ある模擬面接 レスポンスが早い |
シンシアード (IT/DX/49才まで) | 大手との深いコネ 企業と求職者の両面型 DXハイクラス特化 |
レバテックキャリア (IT/Web/49才まで) | エンジニア理解が深い 専門担当の強み分析 情報収集でもOK |
キッカケエージェント (IT/Web/49才まで) | 徹底した企業理解 経験者転職に強い 深いキャリア相談 |
TECHHUB NewBie (IT/Web/35才まで) | 未経験転職に強い 学習カリキュラム有 東京都内限定 |
クリエイター・ デザイナーに特化 【HIGH-FIVE】 (Creator/49才まで) | 価値観合致と質を重視 クリエイター長所分析 生の声/社風が聞ける |
マーキャリ NextCareer (Saas/年齢制限無) | インサイドセールス フィールドセールス カスタマーサクセス |
職種特化エージェントは、経験を生かした
年収アップが狙いやすいです(特に営業)。
業界特化型エージェント | 特徴 |
---|---|
キララサポート看護+ (医療/福祉/55才まで) | 東京/神奈川/埼玉のみ 職場の生情報が聞ける 専門知識が豊富 |
【プライムキャリア】 (不動産/64才まで) | 経験者は40才以上も可 企業と求職者の両面型 二人三脚の伴走形式 |
建築転職 (建設/年齢制限無) | 担当が国家資格保有 社風も聞ける 有資格者転職に強い |
飲食業界の転職は フーズラボ・ エージェント (飲食/49才まで) | 全国区で求人対応 限定非公開求人多数 週休2日求人あり |
業界が同じだと知見を生かしつつ
違う働き方ができます。
働き方特化エージェント | 特徴 |
---|---|
RobertWalters (海外/年齢制限無) | バイリンガルの担当 高年収スピード選考 チームでの転職支援 |
リアルミーキャリア (ワーママ/年齢制限無) | 時短/育児勤務に特化 時短で年収アップ可能 一都三県への転職特化 |
リモフル (リモート/年齢制限無) | ビジネス系職種特化 リスキリング可能 正社員キャリア特化 |
理想の働き方を追求する方法もあります。
個人的なおすすめ4選
おいもの個人的には、
- 最速で優秀な担当に出会いたい
- 子育てのためにリモートしたい
- 年収アップしたい
という希望の優先順位が高く、
以下の4社を選びました。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント (総合型/年齢制限なし) | 非公開求人数最多 |
転職エージェントナビ (総合型/30才まで) | 複数担当変更可 |
MARSCAREER (特化型/29才まで) | ハイクラス/営業 |
リモフル (特化型/年齢制限なし) | リモート前提 |
リクルートエージェントで求人数を確保。
それ以外は個別に理由があります。
詳細は下記記事にまとめています。
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【子育て男性の実体験】転職理由は「子供ができた」でOK!おすすめ転職エージェント3選
併用は正直に担当へ伝えるべき?
担当者に併用を正直に伝えると、
担当の心証を害して、紹介が減るかも
と考える方もいるかもしれません。
しかし、結論から言いますと
優秀な転職エージェントほど
併用を気にしません
なぜなら、優秀な営業担当者は
- 他社求人を自社で扱えるよう営業する
- 掛け持ちの本気度を察知する
- 他社選考すら内容掌握の術にする
ことができるからです。
私自身の営業経験からしても、
比較検討する方は必ず決断してくれました。
優先的に真摯な対応を心掛けていました。
紹介が被ったらどうするの?
併用することで、別の担当者から
同じ求人紹介を受けることもある。
誰から受けるかを選ぶ必要があります。
案件重複時の担当選定基準は、
担当の内定獲得営業力です
担当の内定獲得力は2種類あります。
- 求人企業とのコネクション
- 担当者個人の営業力
元営業の知見から、上記に優劣はありません。
両方必要で、成功確率はケースバイケース。
担当との相性で選んで大丈夫です。
断るタイミングとメール例
転職エージェントを断るのは内定時です。
言いづらい事ではありますが、
マナーと感謝を込めてお断りしましょう。
私の実際のメールは以下の通りです。
○○エージェント ○○様
お世話になっております。
○○様にご紹介頂いた中、恐縮ですが
○○の内定を頂き、転職を決めました。
つきましては、求人紹介の停止と
個人情報の削除をお願いします。
よろしくお願いいたします。
伝える内容は以下の3点です。
- 内定による転職活動の終了
- 今後の求人紹介の停止
- 個人情報の削除
おすすめの連絡方法はメールです。
メールで断る方が会社に証跡が残り、
エージェントの対応が早くなります
転職エージェント併用で内定へ
転職エージェントでの転職は、
複数利用が成功のカギになります。
以下の4つの併用メリットを得られるからです。
- 優良非公開求人の数が増える
- 良い担当に出会う確率が上がる
- 転職を考える視野が広がる
- エージェントと駆け引きができる
具体的なエージェントの組合せは、
総合型2つ/特化型2つがバランス良いです。
複数の転職エージェントと話した方が、
冷静な比較と早急な知見蓄積ができ、
転職活動がスムーズに進みます
飲み友達になるケースもあります(笑)
複数エージェントを是非ご活用ください!