最近友人から相談を受けます。
退職代行を使うのはダメかな?
結論を言うと、使ってOKです。
合法的で手間を省けます。
特定の親友関係は途絶えません。
この記事では退職代行に関する
以下の疑問にお答えします。
- 退職代行利用は頭おかしい?
- 代行したら職場の人に恨まれる?
- 代行は違法なの?少数派なの?
- 退職代行に向いてる人は?
- どの退職代行サービスがいいの?
正直な所、ストレスや会社によっては
退職代行サービスを使う方が良いです。
一般論じゃなく、私達が健康な状況で
退職できるように代行活用しましょう。
\安心・即日・追加料なし/
退職代行サービスとは?
退職代行サービスとは、退職手続きを
代行する合法的なサービスです。
民法上2週間前に意志を言えば、
企業承認なしで退職可能です。
退職届という本人の意志は
自分で書く必要がありますが、
その他の手続きは退職代行可能
運営元でサービス可能範囲が異なる
代行サービスは運営元によって
大きく分けて3種類あります。
弁護士 監修民間 | 労働組合 | 弁護士 事務所 | |
---|---|---|---|
料金(万円) | 1.5~3 | 2.5~4 | 5~ |
意思伝達 | 〇 | 〇 | 〇 |
給与交渉 | × | 〇 | 〇 |
訴訟対応 | × | × | 〇 |
弁護士法に基づいて、交渉や訴訟対応が
運営元で区分されています。
個人的には労働組合か弁護士事務所を
活用するのがおすすめです。
弁護士監修民間企業
価格が安いのは、弁護士が監修する
民間の退職代行会社です。
退職意志の伝達や手続き等
代行サービスの範囲が狭い代わりに、
民間企業の料金は安くなります。
- 交渉もなく、ただ辞めたい人
- 会社の人と話したくない人
給与交渉や訴訟は民間企業は禁止です。
弁護士法上の非弁行為です。
交渉できるように労働組合と提携する
民間企業も存在します。
労働組合
労働組合は、未払い給与や有給休暇を
会社に交渉することが出来ます。
弁護士報酬がなく、価格は良心的です。
- 労働者の権利を勝ち取りたい人
- 会社と対等に交渉したい人
料金とサービスのバランスが良く
個人的にお勧めです。
訴訟トラブルには非対応なので注意!
価格も品質も通常は十分だね!
弁護士事務所
訴訟対応まで可能なフルサービスの
退職代行は弁護士事務所です。
価格がそれなりにする代わりに
法務知識と対応品質はピカイチです。
- 会社と個人的に揉めそうな人
- 会社がブラックで危ない場合
代行を受ける企業からしても、
弁護士には穏便に対応します。
弁護士なら万全だね!
「頭がおかしい」理由
「退職代行を使うのは頭がおかしい」
と嘲笑される理由は以下の4つです。
- イレギュラーで悪いモノ
- 無責任だと職場反感を買う
- 不本意なトラブルが生じる
- 費用が高い
上記4つの内容を分析すると
退職代行の「誤解」と「デメリット」
に分けることが出来ます。
退職代行の一般的な誤解は解き、
デメリットは理解しましょう
イレギュラーで悪いモノ
これは誤解です。
退職代行は既に一般化している
退職者を救うサービスです。
退職代行で不利益を被るのは
代行利用された企業だけです
退職を避けたい企業は代行普及を拒み、
私達の集団心理を使って
退職代行の悪印象を伝え続けます。
しかし、
実際に退職代行は普及しており
全く悪いものではありません
無責任だと職場の反感を買う
これは誤解とデメリットが
混在しています。
正確には、引継ぎ責任は会社にあります。
管理職の反感を買うデメリットはある。
引継ぎの責任は会社にある
そもそも引継ぎ問題は
会社側が論点をすり替えて、
私達退職者のせいにしています。
- 社員の職務管理は管理職責任
- 引継ぎ不足で混乱は構造エラー
- 引継ぎしても職場負担は増える
- 引継ぎをすべき法務規定は無い
引継ぎ不足という会社の論法は、
労働者の良心に会社が訴えているだけ。
義理人情から言うと、引継ぎして
筋を通した方が良いのは確かです。
会社に義理人情を感じなければ、
会社責任を肩代わりする必要は無い
管理職の反感を買う
管理職/経営陣の反感を買うことは、
退職代行のデメリットです。
退職代行を利用すると
管理職との人間関係は悪化します
理由はシンプルに3つです。
- 管理職が管理責任を問われる
- 愛社精神から、上司に失望される
- 会社の体裁上、仲良くしずらい
しかし、親しい同僚や管理職なら
会話すれば、友好的な関係が続きます。
「全ての職場関係が壊れる」は
退職代行への誤解です
不本意なトラブルが生じる
退職代行の使い方を間違えると
意図せず会社が逆上し、
トラブルになる場合もあります。
違法行為を行う業者や
説明を放棄して、ただ断るだけの
品位のない代行業者も存在します。
交渉権のある退職代行を使い
正当に企業交渉させることが大事
つまり、労働組合と弁護士事務所
の代行利用がお勧めです。
代行交渉の質が非常に高いです。
費用が高い
これは退職代行のデメリットです。
2~5万円前後の費用が掛かります。
費用は手間とストレスの対価です
代行料金を支払い、安心して辞めるか
節約して自分でするかは人それぞれです。
退職代行が必要なケース
退職代行を使った方が良いケースは
以下の3つです。
- 退職届の不受理/執拗な引き止め
- 職場ハラスメントがある
- 人間関係不信/メンタル不安
上記の場合、退職代行を使わないと
不幸になる恐れがあります。
退職届の不受理/執拗な引き止め
退職届を上司が隠蔽したり、
引き止めで帰さない会社も存在します。
上司が恣意的に手続きをせず
退職時期が引き延ばされ
転職先に迷惑がかかることも
退職申出後に飲みに誘われ
考え直しますと言うまで
帰さないブラック会社もある
ブラックで人が足りない会社程、
上記の悪質な傾向があります。
退職代行で縁を切りましょう。
円満退職のための流れは、
以下の別記事でまとめています。
こちらも是非ご覧ください。
▼あわせて読みたい記事▼
【円満退職の体験談】失敗しない退職の流れと注意点を徹底解説
職場ハラスメントがある
セクハラ/パワハラ/モラハラ等、
会社にハラスメントがあれば、
退職代行利用がおすすめです。
会社のモラルが退職で更に外れ、
ハラスメントが加速する恐れがある
完全に会社に非があるため、
法律家の知見も生かしつつ
退職代行で辞めるべきです。
人間関係不信/メンタル不安
職場の人を信用できなかったり
退職を言うのが精神的にしんどい時も
退職代行を使うべきです。
退職代行で買えるものは、
時間/安心感/権利です
自分で退職手続きをすることで
メンタルを病んではいけません。
退職代行で躱すべきです。
労働組合か弁護士を選ぶ
退職代行選びのポイントは
個人的に以下の2つです。
- サービス内容に見合う価格か
- トラブルを未然に防ぐ品質か
両者を満たす結論を言うと
労働組合か弁護士事務所がおすすめです。
前提として交渉権は必要
退職代行は料金を支払い、
私達の時間/安心感/権利を
買うサービスです。
対価をかけすぎてももったいないが、
必要以上に対価を絞りすぎて、
安全に退職できなければ意味がない。
なので、合法的交渉力がある
労働組合はコスパが良いです
トラブル防止や訴訟を考えれば
弁護士事務所が安心です
おすすめ退職代行3選
具体的には、以下の3つがお勧めです。
サービス | 特徴 | 税込料金 |
---|---|---|
ガイア総合 法律事務所 | 弁護士が対応 一律料金で安心 | 55,000 |
弁護士法人 みやび | 弁護士が対応 給与交渉などの 有無で料金選択 | 77,000 55,000 27,500 |
退職代行 ガーディアン | 合同労働組合 安く、確実 | 24,800 |
個人的なおすすめは、労働組合型の
退職代行ガーディアンです。
退職代行ガーディアン
労働組合の退職代行の中で
退職代行ガーディアンはおすすめです。
- 東京都労働委員会の認証
- HPに組合規約の明記が有り安心
- 20年以上の実績とノウハウ
- 組合費24,800円と安い一律料金
東京都庁HPにも記載がある
東京都労働委員会認証の
老舗の退職代行です。
24,800円の対価のみで、合法的に
給与や有給交渉ができるため
コスパがとても良いです
\東京都労働委員会認証/
弁護士法人みやび
トラブルや訴訟までではないですが
弁護士の安心感を得たい方は
弁護士法人みやびがおすすめです。
- 法律家の弁護士が対応
- 給与/賠償交渉なしで節約可能
- 社労士による労災申請可
金銭交渉が無ければ、27,500円で
弁護士を使えるのがみやびの魅力
料金は3段階設定であり、
自衛隊/業務委託/会社役員向けの
77,000円コースもあります。
訴訟や残業代請求等には
オプション費用が掛かります。
\段階料金で弁護士相談可/
弁護士法人ガイア法律事務所
トラブルや訴訟も含めて
弁護士メリットを享受したい人は
ガイア総合法律事務所がおすすめです。
- 法律家の弁護士が対応
- 自衛隊、業務委託も一律料金
- フルサービスで55,000円
全ての弁護士メリットを55,000円で
使えます(金銭交渉の場合は別途報酬)
訴訟など、弁護士依頼する前提なら
ガイアは最もコスパがいいです
\一律でフルサービスの弁護士相談/
社宅/手続き/備品は?
退職代行後の手続きや備品は、
退職代行が全て手配してくれます。
社宅交渉も代行できます。
依頼当日から出社不要
書類や備品等は郵送でやり取り可
依頼前日に備品を会社に置き
必要書類を持ち帰ると手続きが楽です。
あとは自宅で完結するね
キャリアに悪影響?
退職代行は転職に影響しません。
履歴書の記入義務はなく、
現職から漏れることもありません。
退職代行の利用が悪影響なのは
今、勤める会社の経営陣のみです
転職後のキャリアに泥はつきません。
代行してもキャリアは不変だね
引き止め電話は来る?
原則、退職代行は会社に対して
本人連絡をしないように伝えます。
ただ、稀に上司から直接電話が来ます。
電話には、出る必要がありません
代行から会社へ注意してもらいます
引き止め電話は本人の意思に反してます。
稀ですが、来た時は代行を頼りましょう。
ほぼ来ないけど、来たら密告!
同僚関係は悪くなる?
愛社精神ある管理職は別として
同僚とは、退職確定後に飲めば
人間関係は良好なまま続きます。
丁寧に会話すれば大丈夫です
代行は会社交渉人として切り分け可
特別に話す機会を設ければ、
同僚との仲は維持できます。
退職くらいじゃ変わらないね
まとめ:退職代行はOK!
退職代行は費用が掛かりますが、
労働組合/弁護士事務所の代行なら
高品質なサービスを受けられます。
退職代行に関する質問の回答としては
- 代行はイレギュラーではない
- 「無責任」は会社の責任転嫁
- 管理職との関係は悪くなる
- ブラック企業なら代行すべき
- ハラスメントなら代行すべき
- 人間関係不信なら代行すべき
- 使うなら労働組合か弁護士
- 手続きは郵送で、出社不要
- 転職後のキャリアに影響なし
- 引き止め電話は代行に密告
- 同僚は話せば分かってくれる
です。
お勧めの退職代行は以下の3つです。
サービス | 特徴 | 税込料金 |
---|---|---|
ガイア総合 法律事務所 | 弁護士が対応 一律料金で安心 | 55,000 |
弁護士法人 みやび | 弁護士が対応 給与交渉などの 有無で料金選択 | 77,000 55,000 27,500 |
退職代行 ガーディアン | 合同労働組合 安く、確実 | 24,800 |
何度もお伝えしますが、
退職代行で悪影響があるのは
現職の管理職のみです
会社のためではなく、今の自分のために
最適な退職を目指しましょう!