育児の負担、なんか私が多くない?
妻のストレスは積もっていました。
溜め込んでいたのでしょう。
一言が重かったです。
正直、私共の夫婦関係は悪化しました。
子供が生まれ、保育園に通う時期です。
原因は私が育休を取らなかったからです。
私は家族と自分のために転職し、
妻への鬼のリカバリーをしました。
早く妻と話していればと後悔しました。
この記事では、おいもが自身の失敗談から、
育児負担を軽減して、妻を喜ばせるための
育休取得方法を解説します。
ポイントは、2段階に分けた相談です。
そもそも
- 育休取得し、共働きに備える
- 育休を取らず、現状維持する
かどうかと、育休を取得するとして
- 負担がMAXになる産後に取る
- ストレスがかかる復帰時に取る
かどうかです。
どちらも夫婦二人の決定です。
勝手に決めることなく、話し合って整理して、
最良の方法を選びましょう!
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相談しないと夫婦の軋轢に
育休取得の一番のタブーは、
夫婦で考えを擦り合わせないことです。
お互いの違いを認めないことです。
大前提として、男性育休の環境と、
女性育休の環境は全く違います。
違いを認めて、夫婦の結論を出さず、
どちらか一方が強引に進めると、
関係悪化し、リカバリーが大変になります。
男性から見た男性育休環境
男性側の育休環境は以下の通りです。
育休取得理由 | 育休棄却理由 |
---|---|
子育て参加 | 制度利用がない |
妻のメンタルケア | 職場理解がない |
育児スキル向上 | 仕事引継ぎ不可 |
家事スキル向上 | キャリアマイナス |
妻の家事負担減 | 収入減 |
共働き早期化 | 育児不参加希望 |
共働き収入維持 | 社内関係希薄化 |
男性育休は推奨されているとはいえ、
「使うなプレッシャー」があります
制度としてあるから使えるとはいえ、
世帯主の収入を維持しなければならない
ですので、男性は制度利用率が低い。
男性の育児各制度の利用率の低さは、
下記データを見ても明らかです。
入社当初から結婚と育児を前提として、
育休と収入のバランスをとる男性は少ない。
女性からみた男性育休環境
一方で女性からすると、男性育休は
当然取得してくれた方が楽になります。
出産時には産休育休をとるため、
男性がとらなければ不平等感があります
子供は両親で育てるものなので、
子育てに非協力的なのはもってのほか
パパが使い物にならなければ逆効果です
ただでさえ出産は大変です。
産後はメンタルも下がります。
心も体も極限状態です。
女性にとっての男性育児参加は必達事項です。
働く母親のメンタルヘルスに直結します。
世帯年収問題の前に、心身の限界があります。
夫婦の結論が大切
育休に関しては、
- 前提として危機感の種類が男女で違う
- 実際できるかどうかの問題がある
- お互い端から見えない課題がある
ので、お互いに話し合うことが大事です。
各々の一方的な意思ではなく、
夫婦としての建設的な結論が大事です。
そのためには、もう一歩深掘りして、
- 育休取得が私達にとっていいのか
- いつ育休取得がいいのか
を話し合う必要があります。
育休是非は、現状か違和感か
育休取得してもパパとして全く問題なければ、
妻のために迷わず育休取得すべきです。
しかし、育休は
- 転職リスクを伴わないと実現しない
- パパが個人的な働き方を維持したい
- 妻が専業主婦を望んでいる
場合、相談の上、とらないこともあります。
現状の働き方に人生を合わせる
夫婦で相談した上で、
パパが仕事に没頭し、稼ぎまくるのも
選択肢としてはアリです。
現職で育休取得ハードルが高ければ、
転職で環境を変える必要があります
転職リスクをとらないのもアリです
パパが仕事に熱中したい意思が強く、
妻が認めてくれれば、現状維持です
育休をとらずに最大限妻を支える形になる
出産を機に、育休を使いきってから、
妻が家庭に入りたい場合も現状維持です
パパ一人で家計を支えるのもアリです
夫婦で話し合った上で、現状を維持することは
関係も悪くせず、素晴らしい選択です。
夫婦の違和感を重視し、転職も視野に
夫婦で話し合った結果、
現状維持に違和感があれば、
育休取得のために行動した方が良いです。
- たとえ職場の理解がなくても、
法的権利として育休は取得できます - 妻のメンタルと負担軽減のため、
キャリアは実力で補填するのも良い - 違和感のない理想の人生のために、
転職で働き方を変えるのもアリ
私のパターンは3つめの転職でした。
今では、前職で育休を確保しなかったことを
非常に後悔しています。
違和感を大事にするならば、
育休取得から徹底的に自分で差配すべきです。
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負担軽減の取得時期はいつか?
話し合って育休を取ると決めた後にもう一つ、
「いつ取るか」を相談する必要があります。
夫婦によって大きく2つに意見が分かれます。
- 負担が大きい産後直後に取得希望
- 仕事復帰するタイミングで取得希望
私の妻は仕事復帰時を希望していました。
負担MAXの産後半年
産後は妻の心身に限界に来ます。
- 出産で体力が大幅に削られる
- 夜泣きや世話で睡眠不足
- ホルモンバランスが崩れる
- 母親だけだと育児に孤独感
- 手探りで育児するストレス
- 期限付きの煩雑な行政手続き
生まれて半年は、すべきことが山積みです。
親は子供につきっきりです。
国が認めた男性育休制度を使いましょう。
育児・介護休業法も令和4年4月から改正され、
時期の延長や男性育休促進がなされています。
父母ともに育児休業を取得する場合、
子が1歳2か月に達するまでの間に、
交代取得で1年2か月まで延長可能
1歳までの育児休業とは別に、
子の出生後8週間以内に4週間まで、
産後パパ育休を取得できる。
国も男性育休を推奨しています。
妻のためにも使わなければ損です。
育休は妻の心の支えになり、
妻の一人の休息時間を生み出します
主体的な育児参加が肝です。
育児はやらされるとやる気が落ちます
主になったら、関心もスキルも上がります
多忙時の夫の主体的な育児関与度合いは
後の夫婦関係に重く響きます。
先行投資の一種としても育休は必要です。
多すぎる負担を分けるんだね
ストレスのかかる仕事復帰時
もう一つの育休取得は、妻の仕事復帰時です。
法改正で育休の分割取得が可能になりました。
産後と仕事復帰時と両方取ることも可能です。
理由は、大きく3つあります。
- 2人休んでてもすることがない
- キャリア復帰をスムーズに
- 慣らし保育が大変
私も妻にこのタイミングを希望されました。
個人的には、
妻が産後に育休を取り、妻の復帰時に
私が育休を取るのが、最適かな
と感じます。
2人休んでも正直、することがない
初期育児はやることが多く、しんどいですが、
2人でする程ではありません。
基本、妻の育児知識が上なので
2人で家にいると
- 何でそんなことも知らんの?
- 何でそんな気が回らないの?
- それで育児しているつもり?
- 食事作る手間が増えたんだけど
- ただ単に休んでるだけやん
と夫へのイライラが増すこともあります。
- 最初は気楽に1人で集中したい
- 仕事の早上がりがちょうどいい
- 休日に息抜きできればいい
と妻が考えている場合もあります。
妻の希望を聞いてみましょう。
キャリア復帰をスムーズに
当たり前のことですが、
妻も仕事を休んでおり、職場に気を遣います。
復帰後、
- 保育園に早く迎えに行く
- 子供の熱で急遽休む
- 勤務繰り上げで、上司と合わない
となれば、仕事が進まず、
妻のキャリア形成が円滑に進みません。
世帯全体で見れば、妻の早期社会復帰は
幸福度・収入共にプラスです。
復帰時育休で夫が育児すれば、
妻は仕事に集中できます。
慣らし保育が大変
私も体感するまで知らなかったのですが、
慣らし保育は大変です。
保育リズムに慣れるため
徐々に保育時間を増やすこと
通常は2週間~1か月程度。
1日1時間程度ずつ保育時間を増やす
親と子の生活リズムを作り、
子供が両親と離れる事に慣れ、
保育園に馴染んでもらうことが目的
実体験としては、
1か月間は預ける時間が限られており、
まともに仕事ができません。
時間もそうですが
- 登園時に泣きじゃくる
- お昼寝できず、就寝時間を早める
- ストレスから夜泣きが増える
- 子供が感染症にかかる
など、別の懸念事項が増えます。
「育休さえとっていれば」と後悔しました。
夫婦として最高の選択をしよう
育休は夫婦のすり合わせが肝です。
- 男性育休は整備途中で粗が多い
- 女性にとって育休は当然
と環境の違いを認識したうえで
- 現状の働き方に人生を合わせる
- 違和感を重視し、転職も検討
するかどうかで育休判断をし、
- 負担MAXの産後半年
- ストレスのかかる仕事復帰時
とタイミングの相談をして初めて、
夫婦の育休計画が決まります。
閉口しない夫婦の結論
相談で大事なことは、
夫婦の片方が口をつむがない事です。
夫婦の建設的な結論を大目標としたうえで、
意見は必ず交えましょう。
相談の場で意見を控えれば
一生夫婦生活で引きづります。
実際、統計データ分析で、
ワンオペ育児が離婚につながる
という分析結果もあります。
(※高校生が分析したもので、総務大臣賞
まで取っており興味深い分析です)
片方を強引に説得せずに、双方を尊重して
協議した夫婦の結論を出しましょう!
快い共働き継続が最強
仮に収入面を懸念するなら、
長期視点の収入で考えましょう。
育休を取れば、収入減の可能性はある
しかし、育休を取れば共働きは継続でき、
共働き復帰も早く、長期世帯収入は増加
育休取得で家庭環境は良化し、
私達は仕事にも万全で集中できる
私は上記の考えでホワイト大企業に転職し、
理想の暮らしを実現しました。
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