30手前に昇格し、責任ある立場になった時、
保育園が始まり、共働きスタートしました。
しかし、
- プロジェクトリーダーとして責任が…
- 休日出勤が多く、育児する余裕がない
- 習い事資金のために、昇格せねば…
- 育児参加できず、妻の不満を感じる
精神と時間が綱渡りできつい。
完全にキャパオーバーになり、
仕事も家庭も配慮が欠け始めました。
このままではだめだ!
仕事に情熱を持って稼ぎつつ、
育児も出来るパパでありたい!
と転職エージェントに相談し、
ホワイト母体の大手企業へ転職。
仕事も家庭も両立できました。
この記事では、キャパオーバー男が、
ホワイト転職で好転した過程を
リアルに徹底解説します。
流れとポイントは
- 自己改善では無理で限界!
- 職場変化で仕事/家庭の悩み解消
- 思わぬ年収アップにパパ歓喜
です。
キャパオーバーとキャリア迷子は
男なら皆が通る道です(笑)。
子育てしやすい会社は存在します!
自分と家族のために最高の選択をしましょう!
共働き男はキャパオーバー
昇格した共働き開始時、
将来に変な悪寒が走り、
様々な事をググり尽くしました。
ググって行動した結果、
- リアルな現実に打ちのめされる
- 親・サービス活用してもきつい
- 上司に相談しても文化的に無理
- 稼ぎすぎても公共サービス消失
とキャパオーバーになりました(笑)。
リアルな共働き構造に絶望
私のエリアは保育園激戦区のため、希望しても
2駅離れた保育園しか通りませんでした。
送迎はチャリで、朝が私、帰りが妻です。
延長保育でも足らず、妻は時短勤務。
当然、共働きの弊害も出てきます。
- 朝は子供の機嫌を取る夫婦連携
- 子供送迎で早朝出勤不可
- 円滑出社に寝かしつけが必須
- 早朝家事で妻の負担軽減
- 休日出勤は家族行事が消失
- 妻の育児時間負担が多い
延長保育は課金制でお金がかかります。
休む余裕もお金もありません。
朝早く夜は遅く、倒れるように寝てました。
何もしないと限界が来るね
親やサービスを活用してもきつい
共働き継続策としてよく言われる解決策は、
親やサービスを活用することです。
当然ググってやりました。
しかし、物理的な距離から無理がありました。
際限なくお金を使える訳でもありません。
便利家電もフル活用してます。
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いくら私達の中で工夫しても、
時間効率が改善されるだけで、
時間が増える訳ではありませんでした。
\共働きご飯のミカタ/
上司に仕事の相談しても無駄
物理的に働き方を変えようと
上司にも相談してみました。
ただ、上司や会社を変えることは
自己改善より遥かに難しい。
問題ごとに、解決策が違います。
問題の種類 | 相談の可否 |
---|---|
会社風土が違う | 相談が無理 |
部署思想が違う | 複数上司に相談可 |
上司の志向が違う | 上級上司に相談可 |
問題が自分にある | 相談が不要 |
部署思想や、上司が違うのであれば、
- 他部署の上司を引き合いに交渉
- 上級管理職経由で上司に相談
等、最難関なものの、打つ手がある。
しかし、会社風土は個人では無理です。
会社の名目 | 裏に潜む文化 |
---|---|
頑張った人を称える | 長時間労働を推奨 |
仕事に没頭する環境 | 仕事優先で共働き不可 |
顧客満足で高い給与 | 顧客優先で休日出勤 |
営業は仕事調整できる | 効率の悪さは個人責任 |
上記名目と会社文化があれば、
上司相談が無駄に終わりますので
早めの転職相談をお勧めします。
転職相談は下記3つがおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント (総合型/年齢制限なし) | 非公開求人数最多 |
転職エージェントナビ (総合型/30才まで) | 複数担当変更可 |
MARSCAREER (特化型/29才まで) | ハイクラス/営業 |
リモフル (特化型/年齢制限なし) | リモート前提 |
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一般論で言っても、
社員を魅了し続けられないこと
居続けたい仕組みがないこと
は会社の責任です。
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会社を変えてまで、留まる理由は無い。
稼ぎすぎても公共サービス消失
片方の親が稼ぎすぎると、
公共サービスの支給が悪化します。
具体的には、保育料の増額です。
保育料は夫婦所得の合算で累進料金です
参考に大阪市HP記載の保育料をみると、
最大で月額約7万円になります
3歳児以降無料とはいえ、
月7万円の出費はかなり大きいです。
調べる程に危機感が増すね
転職で仕事と家庭の悩み解消
キャパオーバーな私を救ったのは、
大企業への転職でした。
ホワイト母体企業に、専門職で採用され、
母体からの良質な職場環境に救われました。
具体的には、
- 所定労働月150時間、残業月20時間
- 有休取得が自由な環境
- 全社員フレックスで自由勤務
- フルリモート勤務も可能
- 男性育休取得全然OK
と心も体も救われました。
拘束労働時間の最小化
新職場は母体の労働組合が強いため、
勤務時間に厳しい制限があります。
所定労働は月150時間と規定に明記
タイムカードは電子管理されています
残業は月20時間を超えません
悪質な固定残業など当然なく、
残業を悪とする文化があります
残業過多は上司の責任問題に発展します
おかげで、私は毎日18時半に帰宅しています。
子供と共にご飯とお風呂をして、
子供の成長を感じる日々に変化
夜は子供とともに就寝するので、
朝に読書や妻と会話するようになり、
夫婦関係や体調も改善しました
今は仕事も家庭も充実感を感じています。
時間が増えると人生が変わるね
有休取得が自由な環境
労働基準法に規定される有給ですが、
前職では取得がしずらい環境でした。
- 有給は最低取得日数のみを推奨
- 明文化しない取得時期の制限
- 会社行事は有給扱い
- 周囲の目と、上司圧力
- 成績連動給与の呪縛
- 顧客商売で休みにくい性質
一方、新職場は有給全消化が基本でした。
上席の許可なく自由に取得できます。
社内の有給への理解に驚きました。
自分は趣味が何もないから、
有給を無駄にしてしまいそう
という私も、有給の特別感にひかれました。
- 休みだが、給与が出る
- 子供も保育園で、完全にフリー
- 用途を自由に選択できる
- 人の少ない平日にコスパ活動
実際、主に10通りの楽しみ方を組み合わせて、
有給休暇を満喫しています。
- 役所や病院の用事を消化
- 妻の仕事繁忙期を軽減
- 副業で稼ぐ
- 日頃の疲れを癒す
- 子連れでしづらい事を満喫
- 定期圏内の途中下車でプチ旅行
- 読書する喫茶店探し
- 友人のもとへ出向き、呑む
- 憧れの人のライブに行く
- 転職活動をする
会社のシステムと文化のおかげで、
育児/家庭が楽に回り、楽しみも増えました。
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全社員がフレックスで自由勤務
フルフレックス制度をご存じですか?
予め総労働時間を決めた上で、
⽇々の出退勤時刻や働く⻑さを
労働者が⾃由に決定する制度
(厚生労働省HP参照)
私は、恥ずかしながら全く知りませんでした。
フルフレックスタイムがあれば、
日々の時間を細かく自由に差配できます。
妻の家事負担が劇的に減りました。
昔、妻に依頼してた事 | フレックスでの対応 |
---|---|
朝の子供グズり、発熱 | 朝を遅く、帰りも遅く |
保育園の短期保育日 | 早く帰り、別日で長く |
子供とのお風呂時間 | 夫婦で順番に調整 |
送迎の夫婦スイッチ | 当日朝でもその場調整 |
実際に使えるかどうかは、
- 社内連絡に不都合が生じてないか
- 形骸化せず、実務で使えているか
- 残業起算ルールが整っているか
に注意が必要ですが、
有休半休取得との組合せもあり
共働き世帯には使い勝手抜群です。
イレギュラーに強い制度だね
前日告知でフルリモート可能
新職場では会社付与のWi-Fiと受信機があり、
いつでもフルリモート勤務可能でした。
自宅で会社と同レベルの業務が出来ます。
その結果、
イレギュラー時 | リモートでの対応 |
---|---|
子供の発熱翌日 | 在宅で子供見つつ仕事 |
コロナ発症時 | 事務作業を在宅勤務 |
マンション点検時 | 在宅対応しつつ仕事 |
花粉最盛期 | 天気予報次第で在宅 |
と、再び妻の負担が減ります。
収入や仕事への熱量はそのままに
家事もできるヒーローパパになれます。
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\リモートワーク転職なら/
男性育休取得全然OK
一般に男性育休のハードルは高いです
しかし、共働きなら妻も働いています。
- 無理な転職リスクを負いたくない
- パパが個人的な働き方を維持したい
- 妻が専業主婦を望んでいる
等の特殊な事情がなければ、
個人的に男性の育休は取得必須です。
(法的権利として厚生労働省推奨)
今の会社は男性育休取得推奨です。
同僚も近々取得予定です。
育児パパへの職場理解に助けられてます。
産後と仕事復帰時が取得ポイントです。
- 出産で体力が大幅に削られる
- 夜泣きや世話で睡眠不足
- ホルモンバランスが崩れる
- 母親だけだと育児に孤独感
- 手探りで育児するストレス
- 期限付きの煩雑な行政手続き
- 保育園の早退(慣らし保育など)
- 子供の熱で急遽休む
- 勤務繰り上げで、上司と合わない
私は前職で育休取得せず、後悔してます。
妻の負担が増えただけでなく、
育児スキルの体得機会も失ったからです。
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まとめ|転職で脱キャパオーバー
「転職する前に」行動をし尽くしても
解決せずに私はキャパオーバーしました。
- リアルな現実に打ちのめされる
- 親・サービス活用してもきつい
- 上司に相談しても文化的に無理
- 稼ぎすぎても公共サービス消失
といった形で無残に敗北(笑)。
しかし、ホワイト大企業に転職すると、
仕事も家庭も上手く回りました。
- 所定月150時間、残業月20時間
- 有休は全消化が基本
- 全社員フレックスで自由勤務
- フルリモート勤務も可能
- 男性育休取得全然OK
と今は万々歳の状況です。
やってみれば、意外と
転職は低リスクハイリターンでした。
転職活動はバレなければノーリスクです。
思わぬ年収アップにパパ歓喜
キャパオーバー改善のための転職ですが、
結果として年収もアップしました。
専門職での期待採用もありますが、
年収が高くなった一番の要因は
職場の時間効率への意識です。
ホワイトな母体や労働組合から
時間外労働を会社が律されており、
短時間で成果が出る仕組みがある
当然DXやAI活用にも積極的で
日々新規システム更新され、効率化
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年収アップは意識していましたが、
想定以上の結果で大歓喜です(笑)。
良質な環境は年収もあげるんだね
子育て環境を掴みとる
何度も申し上げますが、
子育てしやすい環境は存在します。
真っ当な企業は日本に存在し、
現状の労働環境へ対策しており、
制度と仕組を変えています
現状を変える気のない企業からは
社員が逃れて、縮小していきます
自力で最善を尽くした後での
キャパオーバーは、私達ではなく、
会社の責任です
自分を責めすぎることなく、
最高の環境を掴みとって、
人生を楽しんでいきましょう。